熊本市はプライベートの飲み会で、知り合いの女性の服を脱がせ体を触ったとして、総務局の39歳の男性職員を停職6カ月の懲戒処分にしたと5月20日に発表した。このほか、セクハラや職務怠慢で職員2人も減給の懲戒処分とした。

知人女性の服を無理やり脱がせる

5月20日付で停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、熊本市総務局に勤務する男性主査(39)。

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熊本市によると、この職員は2025年に開かれたプライベートな飲み会で酔っ払い、同席した知り合いの女性の服を無理矢理脱がせ、体を触るわいせつな行為をしたという。

被害女性からの情報提供を受け、熊本市が調査。この職員は熊本市の聞き取りに「明確な記憶はない」と話すも、事実関係は認めているという。職員は「被害者や職場、同僚に申し訳ない」と話し、同日付で依願退職している。

セクハラや職務怠慢でも2人を懲戒処分

また、熊本市は、2024年度に女性職員へ複数回「好きだよ」などの不適切なLINEを送り、肩に手を回すなどのセクハラをした50代の男性職員を減給10分の1(6カ月)に。

2023年4月から2025年3月にかけて、勤務時間中にパソコンで約180時間、漫画やネットを閲覧した職務怠慢で、現在、西区役所に勤務する60歳の男性課長補佐を、減給10分の1(5カ月)の懲戒処分とした。

会見で熊本市の黒部宝生行政管理部長は「誠に申し訳ございませんでした」と陳謝した。

(テレビ熊本)

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