熊本市はプライベートの飲み会で、知り合いの女性の服を脱がせ体を触ったとして、総務局の39歳の男性職員を停職6カ月の懲戒処分にしたと20日発表しました。
このほか、セクハラや職務怠慢で職員2人を減給の懲戒処分としました。
【熊本市 黒部 宝生 行政管理部長】
「誠に申し訳ございませんでした」
20日付で停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、熊本市総務局に勤務する男性主査(39)です。
熊本市によりますと、この職員は今年開かれたプライベートな飲み会で酔っ払い、同席した知り合いの女性の服を無理矢理脱がし、体を触るわいせつな行為をしたということです。
被害女性からの情報提供を受け、熊本市が調査。この職員は市の聞き取りに「明確な記憶はない」と話すも、事実関係は認めているということです。
職員は「被害者や職場、同僚に申し訳ない」と話し、20日付で依願退職しています。
また、熊本市は、昨年度、女性職員へ複数回「好きだよ」などの不適切なLINEを送り、肩に手を回すなどのセクハラをした50代の男性職員を減給10分の1・6カ月に。おととし4月から今年3月にかけて、勤務時間中にパソコンで、約180時間、漫画やネットを閲覧した職務怠慢で、現在、西区役所に勤務する60歳の男性課長補佐を、減給10分の1・5カ月の懲戒処分としました。