プレスリリース配信元:株式会社アイデム
【イーアイデム会員対象】求職・転職活動に関するアンケート
総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2022年12月から2024年11月にかけて、総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に、求職や転職に関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
調査結果
【転職活動継続者】
<現在の会社への満足度>
「休みの取りやすさ」に70.3%が満足している一方、「給与」には満足していないとの回答が71.6%
<賃金・仕事・時間の優先順位>
仕事>時間>賃金が23.0%で最多
<転職活動で利用している情報媒体や方法>
「仕事探し系のアプリ」52.3%、「ハローワーク」45.4%、
「民間の求人サイト」 「検索サイトで希望の条件を検索」39.5%
【転職活動完了者】
<転職活動で利用した最も有効な情報媒体や方法>
「仕事探し系のアプリ」26.9%、「民間の求人サイト」22.5%、「検索サイトで希望の条件を検索」17.2%
<求人情報や入社前の説明から期待していたイメージと入社後のギャップ>
期待を下回る項目は「仕事内容」41.9%、「教育や研修」32.8%、「社風や価値観」31.1%
調査結果の詳細(一部抜粋)
【転職活動継続者】
<現在の会社への満足度>
「休みの取りやすさ」に70.3%が満足している一方、「給与」には満足していないとの回答が71.6%
転職活動継続者のうち、現在働いている人に、現在の会社における以下の各項目の満足度について、「満足している」「どちらかと言えば満足している」「どちらかと言えば満足していない」「満足していない」の4尺度で聞いた。
「満足している」の割合は、「休みの取りやすさ」が40.2%と突出して高くなった。次点の「労働時間(残業時間含む)」においても19.5%に留まっているため、休みを取りやすい環境が会社への満足度に大きく寄与しているようだ。また、「満足している」と「どちらかと言えば満足している」を合わせた「満足している・計」の割合でみても、「休みの取りやすさ」が70.3%で最も高くなった。次いで「労働時間(残業時間含む)」が52.0% となったが、「満足している・計」が半数を超えたのはこの2つだけだった。
「満足していない」と「どちらかと言えば満足していない」を合わせた「満足していない・計」の割合は、「給与(賞与含む)」が71.6%で最も不満が高い。次いで「社風や価値観」が65.0%、「働きぶりへの評価」が60.5%となっている。
<賃金・仕事・時間の優先順位>
仕事>時間>賃金が23.0%で最多
転職活動継続者に、働く上で仕事に見合った【賃金】、自分がやりたい【仕事】、希望通り働ける【時間】の3つがすべて満たされない場合に、【賃金】【仕事】【時間】の中でどのような優先順位をつけるのかを聞いた。全体では、「仕事>時間>賃金」が最も多く23.0%、次いで「仕事>賃金>時間」が21.5%、「時間>仕事>賃金」が17.6%、「賃金>時間>仕事」が16.0%、「賃金>仕事>時間」が11.8%、「時間>賃金>仕事」が10.0%の順となった。優先順位の1位を【仕事】と回答した人が4割強となっている。
希望する雇用形態別でみると、正社員と契約社員または嘱託社員は「仕事>賃金>時間」が最も多くなり、それぞれ24.7%、30.7%となった。パートまたはアルバイトと派遣社員は「仕事>時間>賃金」がそれぞれ25.6%、25.8%で最多となった。パートまたはアルバイトでは、次点は「時間>仕事>賃金」で22.2%となっており、前述の最多回答と同様に賃金は3番目となっている。パート・アルバイトが賃金よりも仕事内容や働ける時間を重要視する傾向があることがあらためてうかがえた。また、派遣社員では次点に「仕事>賃金>時間」(23.7%)が挙がっていた。派遣社員は仕事内容に重きを置いていることが表れており、「仕事」を最優先としている比率でみると契約社員または嘱託社員の次に高く、正社員を上回る。
<転職活動で利用している情報媒体や方法>
「仕事探し系のアプリ」52.3%、「ハローワーク」45.4%、
「民間の求人サイト」 「検索サイトで希望の条件を検索」39.5%
転職活動継続者に、転職活動で利用している情報媒体や方法を聞いた(複数回答)。回答が最も多かったのは「仕事探し系のアプリ」で52.3%、次いで「ハローワーク」が45.4%、「民間の求人サイト」 「検索サイトで希望の条件を検索」がともに39.5%、「求人情報誌(フリーペーパー等)」25.1%、「新聞折込求人広告」22.6%の順になっている。
希望雇用形態別にみると、正社員希望者は「ハローワーク(56.2%)」、パートまたはアルバイト希望者は「仕事探し系のアプリ(53.6%)」 の利用がそれぞれ最も多くなっている。
年代別では、すべての年代で「仕事探し系のアプリ」が最も多くなり、30代以下で57.8%、40代で59.6%、50代で53.7%、60代以上で48.6%となった。
【転職活動完了者】
<転職活動で利用した最も有効な情報媒体や方法>
「仕事探し系のアプリ」26.9%、「民間の求人サイト」22.5%、「検索サイトで希望の条件を検索」17.2%
転職活動完了者に、その転職活動で利用した情報媒体や方法の中で最も有効なものを聞いた。回答が最も多かったのは「仕事探し系のアプリ」で26.9%、次いで「民間の求人サイト」22.5%、「検索サイトで希望の条件を検索」17.2%、「新聞折込求人広告」9.7%、「ハローワーク」5.8%、「民間の職業紹介会社」4.7%の順になっている。
これを現在の雇用形態別にみると、その他を除き、「仕事探し系のアプリ」と回答した人が最も多く、正社員として転職した人では31.7%、パートまたはアルバイトとして転職した人では27.8%となった。また、契約社員または嘱託社員として転職した人では、「検索サイトで希望の条件を検索」の利用も「仕事探し系のアプリ」と同率の21.2%であった。
年代別にみると、40代を除き「仕事探し系のアプリ」の利用が最も有効と回答した人が多くなった。30代以下では「民間の求人サイト」も「仕事探し系のアプリ」と並び、40代では「民間の求人サイト」の利用が最も有効とした回答が27.3%と最も高い結果になった。
<求人情報や入社前の説明から期待していたイメージと入社後のギャップ>
期待を下回る項目は「仕事内容」41.9%、「教育や研修」32.8%、「社風や価値観」31.1%
転職活動完了者に、求人情報や入社前の説明から期待していたイメージと入社後の実感とでギャップがあったかを聞いた。それぞれの項目について、ギャップがなければ「ギャップはない」を、ギャップがあれば「期待を下回る」「期待を上回る」のどちらかを選択してもらった。その結果すべての項目で、それぞれ「ギャップはない」とする回答が過半数を占めている。
ギャップがあり「期待を下回る」回答項目を順にみると、「仕事内容」が41.9%と最も多く、次いで「教育や研修」32.8%、「社風や価値観」31.1%、「職場の雰囲気」30.6%、「職場の人間関係」30.3%、「労働時間(残業時間含む)」26.7%、「働きぶりへの評価」25.8%、「休みの取りやすさ」22.8%、「給与(賞与含む)」21.9%となっている。
「仕事内容」は具体的な仕事内容や手順、難しさ、大変さ、やりがいなどを、「教育や研修」は研修内容や手法に加え、最終的にはどのようになってもらいたいのかなどを詳細に事前説明することで入社後のギャップをなくしていくことができるかもしれない。 一方、「社風や価値観」「職場の雰囲気」「職場の人間関係」などは、本人のイメージや感覚によるところも大きいが、写真や動画、実際の職場の見学や体験等、より現実に近い情報を届けるための工夫が求められる。
【回答者プロフィール】
調査・分析担当者のコメント
今回のアンケート調査は、2か月以内に転職した方及び転職活動中の方を主な対象として実施しています。転職活動継続者に現在の会社への満足度を聞いた結果では、「休みの取りやすさ」に70.3%が満足している一方、「給与」には満足していないとの回答が71.6%となりました。また、転職活動完了者に、求人情報や入社前の説明から期待していたイメージと入社後の実感とでギャップがあったかを聞いています。「ギャップはない」とする回答が過半数を占めていますが、ギャップがあり「期待を下回る」項目を順にみると、「仕事内容」が41.9%と最も多く、「教育や研修」が32.8%、「社風や価値観」が31.1%となっています。リアリティショックを防ぐためには、できる限りイメージが湧きやすい詳細な説明など現実に近い情報を届ける工夫が求められます。
調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、調査期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2022年12月1日~2024年11月30日
有効回答:1,211名
※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります
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データ提供 PR TIMES
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