「百日ぜき」の新規感染者数が、2週間ぶりに増加し、例年と比べ高い水準が続いています。
「百日ぜき」はせきが長引くのが特徴で、子どもを中心に感染し乳児がかかった場合は重症化して死亡するおそれもあります。
国立健康危機管理研究機構(JIHS)によりますと、今月11日までの1週間で報告された全国の感染者数は前の週から46人増加して1792人で、2週間ぶりに増加しました。
都道府県別では、福岡県の110人が最も多く、次いで兵庫県の109人となっています。
「百日ぜき」は、前々週までの感染者数が、5週連続で過去最多となるなど、例年と比べ高い水準が続いていて、厚生労働省は、ワクチン接種やマスク着用を呼びかけています。