日本維新の会は20日、2025年夏の参院選で、東京選挙区に音喜多駿前政調会長を擁立する方針を固めたことがわかった。地元組織「東京維新の会」内部の反発が根強く、調整に時間を要した。
音喜多氏は元参院議員で、2024年の衆院選に東京1区から出馬したが落選していた。
複数の維新関係者によると、党政調会長や東京維新の幹事長だった当時の言動を巡って不満が根強く、東京維新が19日に開いた全体会議では、反対意見が相次いで紛糾、20日に会議を仕切り直して了承を得たという。
党本部で最終調整を行っていて、近く正式に発表する。
参院選東京選挙区には、この他、自民の武見敬三氏、立憲の奥村政佳氏と塩村文夏氏、公明の川村雄大氏、共産の吉良佳子氏、国民民主の牛田茉友氏と奥村祥大氏、社民の西美友加氏、参政のさや氏らが出馬を予定している。