名古屋の高速道路で13日、車線変更や追い越しが禁止されている状況で割り込みを行う車がカメラに捉えられた。強引に割り込んできた車に対し、撮影者がハイビームで抗議すると、相手のドライバーが急停車し車外へ。高速道路上でありながら、怒鳴りながら詰め寄ってきたという。
黄色いライン超え…危険な割り込み運転
愛知・名古屋の高速道路で13日午後4時半頃に撮影されたのは、1人男性が車から降りて向かってくる姿があった。
当時について、「うわー最悪。変なのに巻き込まれたなって…」と語る撮影者。
一体、何があったのか。

当初、白い車が右の車線を走っていた。
道路の先が詰まりかけてきた瞬間、白い車が衝突の危険を感じる“割り込み”を行った。

しかも、車線の変更や追い越しが禁止されている黄色いラインを思いきりよく、またいで入ってきていた。

撮影者は思わず、「何だコイツ。おかしいやろ…」と呟き、呆れた様子だった。
違反知らせるハイビームに逆上!詰め寄る男
その後の経緯について撮影者は、「危なって思ってハイビームをしたんですけど、1秒も経たないぐらいに急ブレーキで止まられちゃって、ドアを開けて降りてきた感じです」と話している。

危険な割り込みに対して、撮影者がライトを上向きに点灯すると白い車は急停車。

そして間髪入れず運転席のドアが開き、中から男性がおりてきた。しかし、ここは高速道路だ。

ドアが開いたまま男性はこちらに詰め寄ってくると、「何や!」と怒鳴った。撮影者は、「黄色のライン!」と伝えるが、男は「何やて!」と怒りに任せて声をあげていた。

もう一度、撮影者が「黄色のライン!!」と叫ぶと、男性は返す言葉がなくなったのか、そそくさと車へと戻っていった。
高速道路で危険な経験をした撮影者は、「いろんな人がいるので変な刺激を与えないように、自分を守る運転をしようと思いました」と語っている。
(「イット!」 5月16日放送より)