◆ロサンゼルス・ドジャース-アリゾナ・ダイヤモンドバックス 19日(日本時間20日午前11時10分試合開始、ドジャー・スタジアム)
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは19日(日本時間20日)、ホームでダイヤモンドバックスと対戦し、大谷翔平選手(30)は1番DHで先発出場。6回の第3打席で今季17号ホームランを打った。
前日、18日のエンゼルス戦で大谷は“花巻東対決”で先輩・菊池雄星投手(33)からタイムリーヒットを放つなど5打数3安打1打点と活躍したが、チームはエンゼルスに3連敗を喫していた。
ドジャースは今季2勝1敗、防御率2.55の左腕ドレーヤー投手が先発。一方のダイヤモンドバックスは今季両リーグ最多タイの6勝(3敗)を挙げ、防御率3.73のファット投手が先発した。なお、ドジャースは負傷者リスト入りしていたテオスカー・ヘルナンデス選手が5番・ライトで先発復帰している。
1回表、1死1、2塁で4番スアレスがタイムリー二塁打を打ってダイヤモンドバックスが1点を先制。さらに走者2、3塁で5番ネーラーのセカンドゴロの間にもう1点が入り、2-0とした。
1回裏、大谷の第1打席は3-2のフルカウントからの6球目を打ってセカンドゴロ。
2回表、ダイヤモンドバックスは1死3塁から9番ペルドモの犠牲フライで1点を追加し3-0。
3回表、ドジャースの投手はドレーヤーからナックに交替。無死1塁で3番グリエルがツーランホームラン、さらに1死1塁で6番モレノにもツーランホームランが飛び出し、ダイヤモンドバックスが7-0と大きくリードを広げた。
3回まで無安打のドジャースは4回裏の先頭で大谷の第2打席を迎えたが、カウント1-0の2球目を打ってセンターへのライナーでアウト。続く2番ムーキー・ベッツのソロホームランでドジャースが1点を返した。
6回裏、1死走者なしで大谷の第3打席。カウント1-1からの3球目、135キロのスライダーをレフトスタンドに打ち返す、3試合ぶりとなるリーグ単独トップの17号ホームラン。打球速度172.8キロ、飛距離118.5メートル。過去最多を更新する5月10本目となる一発が飛び出した。