石川県を訪問中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは地震で被災した店舗が営業を再開した仮設の商店街を視察されました。
訪問2日目、愛子さまは能登半島の中央にある志賀町を訪問されました。
町役場周辺には多くの人が集まり、愛子さまは立ち止まって笑顔で手を振られました。
このあと向かわれた「道の駅とぎ海街道」の一角には、去年1月の能登半島地震で被災した商店の再建を支援するため、スーパーや仕出屋、たこ焼き店など仮設の商店街が2024年オープンしています。
スーパーの店内に実際に入った愛子さまは「あまり入ったことがないので新鮮です」と話し、冷蔵ケースをのぞき込んで「美味しそう」「何を購入される方が多いですか」などと尋ねられたということです。
また、「どういうメニューが人気ですか」などと店主一人一人に声をかけ、県外から客が来るとの話に「いろんな出会いが出来て良いですね」と話されました。
たこ焼き店では、実際に中に入って厨房を見学し、「中の雰囲気が良いですね」と話し、「友達とたこ焼きパーティーをした楽しい思い出があります」と明かされたということです。
道の駅を後にする際には、見送る従業員や近くの仮設住宅の住民に歩み寄り、交流されました。
愛子さまは、従業員に「お仕事はいかがですか?」などと声をかけ、猫と仮設住宅で暮らす被災者と「私も猫を2匹飼っています。1匹はいくなってしまいましたけど」「猫と一緒に過ごせるには良いですよね」などと猫談義をされる場面もありました。
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