4月15日に熊本市中央区のマンション敷地内で、何者かが落としたとみられる石のようなものが頭に直撃し、男性が大けがを負った事件につい、物を投げたのが小学生の男の子だったことが関係者への取材で分かった。
警察は殺人未遂事件も視野に捜査も…
この事件は4月15日、熊本市中央区にある13階建てのマンションで、敷地内にある洗車用スペースで作業をしていた50代の男性の頭に、上から落ちてきたこぶし大の石のようなものが直撃。男性が後頭部の裂傷など全治2カ月から3カ月の大けがを負ったもの。
警察は殺人未遂の疑いも視野に捜査を進めていたが、関係者によると、物を投げたのが小学生の男の子だったことが判明。警察は、この男の子を児童相談所に通告した。
また、投げられたのはかなり時間がたって陶器ほどの硬さになった泥団子だったという。男の子は、現場検証中にも警察官や関係者のいる場所に、水をかけていたとみられている。
被害男性は事件後記憶力の低下も…
被害に遭った男性は現在も治療を続けていて、記憶力の低下もあるという。男性は先ほど、男の子の母親から「謝罪したい」などとの電話を受けたという。
男性はTKUの取材に、「子供だったため、100パーセントの怒りをぶつけられずにモヤモヤしている」と話している。
（テレビ熊本）
