戦後80年にあたり天皇皇后両陛下が来月19日から2日間、即位後初めて広島県を訪問されることが決まりました。
宮内庁によりますと、両陛下は来月19日に広島入りし、平和公園で「原爆死没者慰霊碑」に花を手向けるほか、原爆の痕跡を残した住居跡などを展示する「被爆遺構展示館」や「広島平和記念資料館」にも足を運び被ばく者と懇談されるということです。
翌20日には、市内の原爆養護ホームを訪問するほか、2014年に発生した集中豪雨による土砂災害の被災地を訪れ、土石流を防ぐために設置された砂防堰堤を視察される予定です。
両陛下の広島訪問は即位後初めてで、戦後80年にあたり、両陛下は先月は硫黄島を、来月4日には長女の愛子さまを伴い沖縄県を訪問するなど、慰霊の旅を続けられています。