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プレスリリース配信元:株式会社Oshicoco

SNS総フォロワー11万人の「推し活応援メディア」を運営する株式会社Oshicocoは、SNSフォロワーの推し活層を対象に『オタクのチケット事情調査』に関するアンケートを実施しました。





|調査概要
■集計期間 5/7~5/9
■有効回答数 1,472件
■調査媒体と対象者
Instagram「推し活応援メディアOshicoco」をフォローしている推し活層・公式LINEを登録している推し活層


■コロナ前よりもチケット代が高くなったと感じますか?



チケット代がコロナ前よりも高くなったと感じた推し活層は全体の約9割でした。実際に、コロナの影響で人手が不足し、人件費が高騰したことや、そもそものライブ演出のクオリティが上がり運営費用が高くなったことなど、チケットの価格上昇に影響した事象はいくつかあるようです。

さらに最近では、KPOPを中心に"アップグレード制度・VIP席チケット"などが登場しており、チケット価格の高騰に影響しています。


※アップグレード制度とは:一度当選した後に、前方席確約の抽選に参加できる制度です。アップグレード当選時には追加料金が発生することが多いです。(通称:アプグレ)

※VIP席チケット:"前方席確約・ライブ前のサウンドチェック観覧可能・ライブ後ハイタッチ会・VIP限定グッズ付き"といったようなVIP席だけの「豪華特典」を付けたチケット券種のことを指します。大体、通常の席+1万円~の金額で発売されることが多いです。

■チケット、いくらまでなら支払える?



続いて、チケット代はどのくらいの金額まで出すことができるか?というアンケート調査を行いました。
🥇第1位&第2位🥈
今回の調査では、「5,001円~10,000円」・「10,001円~15,000円」を払えると回答した層が、それぞれ「36%・34%」とほぼ同じくらい存在していることが分かりました。

この違いの背景には、主に推しているアイドルのジャンルや、それに付随するチケット価格の相場感の違いがあると考えられます。

1番大きい割合を占めた「5,001円~10,000円」は、国内アイドルのチケット代の相場に近くなっています。国内アイドルやアーティストはコンサート・ライブ数も多く、1万円以内のチケット価格が主流であるためこの金額帯が妥当だと考える推し活層が多かったようです。

対して34%を占めた「10,001円~15,000円」は、主に国外アイドル(KPOP)のコンサートチケットの定価金額に近くなっています。特に海外拠点のアイドルやアーティストは公演数が少なく、1回あたりのチケット代が高いです。しかし、その1回を"貴重”な機会として推し活層がコンサートを捉えることがフ鬱の考え方になっており、最近では「通常の価格」として受け入れられているようです。

また、VIP席や特典付きチケットは15,000円を超えるケースもあり、チケットの金額が高くても“特別な体験”を得るために応募するファンも多い状況です。

このように、それぞれの推しているジャンルの違いやチケット相場を通じて形成された価格感覚の違いが、今回の調査における回答傾向に大きく影響していると考えられます。


🥉第3位 推しのためなら無限∞

 一方で「推しのためなら無限∞」に支払えると回答した層が27%、つまり4人に1人の推し活層が金額の上限を設けない姿勢を示していることがわかります。このような回答は、単なる経済的余裕を示すものではなく、推しに対する強い熱量がこのような価値観を生み出しているということがいえるでしょう。

こういった推し活層は、"前方と後方では座席金額が違うコンサート"があった時には、1番金額の高いチケットと応募・購入します。その金額を例え、"高い"と感じていたとしても、それよりもその座席に"価値"を感じるのです。

しかし、特典内容が微妙なチケットに対しては批判が集まることも珍しくありません。(例:一番金額の高い座席を買ったのに、通常料金の座席よりも見づらかった)このことから推し活層は「チケットの価格に対して相応の特典内容であると判断した場合」に"多くの投資をする"というということが分かります。この点は、推し活層の意思決定に大きく関わっている思考であるといえるでしょう。

|Oshicoco関連記事 
「推し活=ダイナミックプライシング」という新常識──“熱量”が価格を決める時代へ
https://note.com/oshicoco/n/nbd0753c7ccd3

■フォロワーさんに聞いた!チケット当選のためにやっていることは??



自由回答でお願いをしたアンケートでは、大きく分けて4つの回答が集まりました。

★願掛け

<寄せられた声>
「神社に祈願 ・パワースポット巡り/推しの祭壇、グッズに毎日お祈りする/運気が上がる動画をひたすらみる/天赦日、一粒万倍日、大安の日に申し込む!」

推し活とは切っても切れない関係の「運」
特に日本国内のコンサート・イベントの場合は座席が完全抽選で決まることが多いため、当選や良い座席(良席)を当てるための願掛けが推し活の一部になっているかもしれません。神社に行くと、絵馬に当選祈願が書かれているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか?願掛けをすることで、当落発表までの不安な気持ちを神頼みで少し和らげたい、という気持ちが強いようです。

また、推し活層の中ではこのような当選祈願や良席祈願のための活動を「スピ活」と呼んでいます。

↓スピ活に関する記事はこちら↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000095735.html

※スピ活とは・・・神社の参拝、パワースポット巡り、お守りやお札の購入をして、運気アップやご利益を願う活動のこと。推し活と一緒に行われることが多いです。


★マインド作り

<寄せられた声>
無心、無欲が一番!/外れる!と思うと当たってることが多いので、もう何も考えないようにする/念じる/外れたとと時用のメンタルを整えておく/「当落発表」ではなく、「当選発表」と言うようにする/当選した自分を想像する

推し活層の中には「欲を出すと(チケットや抽選に)外れる」=何も考えないのが良い」といった考えをする人も一定数おり、無欲になるための独自の精神コントロール法を導入しているそうです。逆に、「念じて当てる派」も健在で、マインドセットの幅は非常に広いことがわかります。


★自己流ルーティン

<寄せられた声>
発表まで推し以外見ない/推しの曲しか聞かない/富士山に叫ぶ

自分だけの“勝利の儀式”を持っている推し活層もいました。まるでスポーツ選手の試合前のルーティンのような行動ばかりで、推し活層が「当選」のために、どれだけの熱量を注いでいるのかを感じ取ることができます。


★徳を積む

<寄せられた声>
とにかく仕事、勉強を頑張る/ゴミを拾う、掃除をするなど一日三善/日頃の徳を積む

「運は作るもの」と考え、チケットが自分のもとに舞い降りるために"徳を積む"という声も聞かれました。推し活層はチケット当選のためにやっているかもしれませんが、実は周囲の人も幸せにすることに繋がっていて「当選のためにやってたことが、人に感謝されて嬉しかった」という心温まるエピソードも寄せられました。





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