2024年に荒茶生産量日本一に輝いたかごしまのお茶、2025年の新茶シーズン到来です。
5月15日は県茶業会議所のメンバーらが県庁を訪れ、知事に新茶を贈呈しました。
その場で新茶を味わってもらおうと、知事にお茶を振る舞ったのはお茶の大会で連覇を果たした鹿児島市の小学生です。
2025年の新茶1キロを塩田知事に贈るため県庁を訪れたのは、県茶業会議所の柚木弘文会頭ら5人です。
その中に、少し緊張した様子の男の子が。
和田小学校5年生の豊留旭くんです。
旭くんは、小学生を対象に筆記試験や実技試験でお茶に関する知識などを競う「T-1グランプリ」に出場し、2023年と2024年、初の連覇を果たしました。
大会を通してお茶の知識や技術を身につけた旭くん。
15日は塩田知事に急須でいれた新茶を振る舞いました。
旭くん
「知事はどのようなお茶の味がお好きですか?」
塩田知事
「あまり苦くなく、甘い感じがいい」
お湯の温度や入れ方を工夫しながら、知事の好みに合うよう手際よくお茶を入れていきます。
旭くん
「どうぞお召し上がりください」
果たして、その味は…
塩田知事
「おいしい」
知事も思わず笑みがこぼれます。
その後、出席者の間ではかごしま茶の地元での消費や、さらなるブランド力の向上などについてお茶に関する様々な意見が交わされました。
T-1グランプリ連覇・豊留旭くん
「甘く入れられたので良かった。知事の言う通りの味になったと思う。新茶は甘いがちょっと(お湯の)温度を低くしたら、もっと甘くておいしいお茶になる」