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プレスリリース配信元:GUGA

生成AI活用への関心やリスクへの危機感が高まる一方、生成AIリテラシーレベルの向上は未だ課題

生成AIを社会に実装し、産業の再構築を目指す一般社団法人生成AI活用普及協会(理事長:井畑 敏、所在地:東京都港区、以下:GUGA)は、2025年4月15日(火)~17日(木)に開催された「NexTech Week 2025【春】」内「第9回 AI・人工知能EXPO【春】」に、株式会社KIZASHI(代表取締役:菅野 哲也、所在地:東京都渋谷区、以下:KIZASHI)とブースを共同出展し、「生成AIリテラシー診断 2025春」を開催しました。前回の2024年11月開催時(約1,500名)に比べ約1.5倍の2,221名が3日間で参加しました。生成AI活用への関心やリスクへの危機感を持つ人が着実に増えている一方で、依然として生成AIリテラシーの向上やリスクに対する理解が十分に浸透していない可能性が明らかになりました。



■ 「生成AIリテラシー診断」とは
「生成AIリテラシー診断」は、生成AIリスクを予防する資格試験「生成AIパスポート」の過去試験の受験者との比較を通じて、自身の生成AIリテラシーレベルを可視化できる診断企画です。本診断では、参加者に「生成AIリテラシー偏差値」と「リスク理解度」を示す診断書および「生成AIパスポート公式テキスト」を配布し、自身の生成AIリテラシーレベルの現状を把握したうえで、生成AIをより安全かつ効果的に活用するための第一歩を踏み出していただくことを目指しています。2024年11月に実施した診断では、生成AIリテラシーの重要性が認識されていない現状や、自身の生成AI活用レベルを正確に把握できていない課題が明らかになりました。本診断の継続的な実施により、日本社会全体における生成AIリテラシーレベルの変化の可視化にも寄与すると考え、「生成AIリテラシー診断 2025春」の開催結果を公開いたします。

※2024年11月20日(水)~22日(金)に実施した「生成AIリテラシー診断」の開催結果に関するプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000121559.html

■ 診断結果サマリー
- 前回の開催結果に比べて、参加者が約1.5倍の2,221名となり、生成AI活用への関心やリスクへの危機感を持つ人が増えている様子がうかがえました。

- 生成AIリテラシー偏差値が49以下の参加者が約85%、リスク理解度が「C・D」評価に分類された参加者が全体の42%を占め、いずれも前回の実施結果と近い数字であり、依然として多くの人々が生成AIリテラシーを十分に習得できていない可能性が明らかになりました。

- 生成AIパスポートの有資格者は、生成AIリテラシー偏差値50以上の割合が50%、リスク理解度「A・B」評価が78%であったのに対し、無資格者は生成AIリテラシー偏差値50以上の割合が14%、リスク理解度「A・B」評価が58%にとどまっており、学習経験の有無による差が浮き彫りになりました。


■ 診断概要
開催時期:2025年4月15日(火)~17日(木)
診断方法:タブレット端末を用いて10分間で20問のテストを出題
出題範囲:「生成AIパスポート」のシラバスより出題
診断対象:「第9回 AI・人工知能EXPO【春】」内のブース来場者
診断人数:2,221名

※本診断は、生成AIパスポート試験のシラバスに基づいて企画・開発しています。過去試験の受験者の平均点を偏差値50とした独自の基準で算出しているため、事前学習をしていない場合が多く想定される本診断では偏差値が低くなる傾向にあります。
※リスク理解度は、シラバス内の第4章「情報リテラシー・基本理念とAI社会原則」に関する出題の正答率に応じて、正答率の高い方からA~Dの四段階で評価しています。
※グラフ内の数値は小数点第一位以下を四捨五入しています。

■ 診断結果の詳細
1. 参加者全体の診断結果から見る生成AIリテラシーレベルの現状



生成AIリテラシー偏差値が49以下の割合が全体の約85%を占めており、生成AIパスポートの過去試験の受験者と比べると、多くの参加者が生成AIリテラシーを十分に習得できていないことが明らかになりました。また、リスク理解度に関しても、評価が「C・D」に分類された割合が全体の42%を占め、生成AI活用に伴うリスクに対する理解が不十分であることが示されました。
前回の実施結果とほぼ同様の傾向が続いており、生成AI活用への関心やリスクへの危機感を持つ層が増える一方で、依然として生成AIリテラシーの向上やリスクに対する理解が十分に浸透していない可能性が明らかになりました。
2. 生成AIパスポートの有資格者と無資格者の診断結果の比較



本診断の参加者のうち、生成AIパスポートの有資格者と無資格者の診断結果を比較したところ、有資格者は偏差値50以上の割合が50%、リスク理解度「A・B」評価が78%であったのに対し、無資格者は偏差値50以上の割合が14%、リスク理解度「A・B」評価が58%にとどまりました。これらの結果から、有資格者は生成AIパスポートの取得に向けた学習を通じて一般の方よりも高い生成AIリテラシーを習得し、受験後も定着している傾向がうかがえます。

■ 参加者の声
本診断は3日間で2,221名が参加し、前回よりも大きな規模のブースを用意したにもかかわらず順番待ちの行列が発生し、非常に高い注目を集めました。IT、製造、医療、自治体などに加え、今回は建設、金融、教育などのより幅広い業界・業種の方が参加し、以下のような声が寄せられました。
- 「普段から生成AIを使っているが、自分が何を理解できていて何を理解できていないかが可視化されることで、思わぬ気づきや学習意欲の向上につながった」
- 「会場に入ってすぐに本診断を受けたことで、他のブースを見る前に生成AIの注意点を知ることができ、イベントの導入として非常によい体験だった」
- 「社内の推進チームである自分たちがまず『生成AIパスポート』を取得するところから始めようと思った」
- 「社内の生成AIリテラシー不足に危機感を持っていた中で本診断を体験し、『生成AIパスポート』を新人研修や社内教育、推進活動に組み込む具体的な検討を始めたいと思った」

これらのコメントから、前回に引き続き生成AI活用に興味関心がありながらも、生成AIリテラシーの重要性が認識されていない現状や、自身の生成AI活用レベルを正確に把握できていない現状が明らかになりました。また、すでに生成AIリテラシーの不足に対して危機感を抱きながらも、具体的な対策方法が見えていないという傾向も見受けられました。
今後もGUGAでは、企業・人材が生成AIリスキリングの必要性に気づくことができるきっかけを提供するとともに、日本社会全体における生成AIリテラシーレベルの底上げに取り組んでまいります。



【生成AIパスポートについて】


生成AIパスポートは、AI初心者のために誕生した、生成AIリスクを予防する資格試験です。AIを活用したコンテンツ生成の具体的な方法や事例に加え、企業のコンプライアンスに関わる個人情報保護、著作権侵害、商用利用可否といった注意点などを学ぶことができます。本資格の提供を通じて生成AIリスキリングを促し、生成AIを安全に活用するためのリテラシーを有する企業・人材の可視化を推進しています。
https://guga.or.jp/generativeaiexam/




【株式会社KIZASHIについて】
KIZASHIは、「国策を企業に実装する。」をミッションに掲げる国策のプロフェッショナルファームです。経済産業省や厚生労働省をはじめとする官公庁と連携し、国策を深く理解して企業の成長に結びつける事業を展開しています。国策という未来へのヒントを紐解くことで、より多くの企業が兆しに向き合える日本社会を目指します。


■ 会社概要
名称 :株式会社KIZASHI
設立日:2021年10月
所在地:東京都渋谷区神泉町9-1 Daiwa渋谷神泉ビル4F
代表者:代表取締役 菅野 哲也
URL :https://kizashi-co.jp/

【生成AI活用普及協会(GUGA)について】
GUGAは、生成AIの社会実装を通じて産業の再構築を目指す、国内有数の生成AIプラットフォームです。AI初心者のために誕生した、生成AIリスクを予防する資格試験「生成AIパスポート」や、各企業の環境や業務の特性に応じた実践的な生成AI活用方法(スキル)を学べる「カスタマイズ研修」などを提供しています。日本の未来を強くするために必要な生成AIインフラの企画・提供を、官公庁をはじめとする多くのステークホルダーの皆さまとともに推進してまいります。

■ 協会概要
名称 :一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)
設立日:2023年5月10日
所在地:東京都港区新橋3-11-8-403
代表者:理事長 井畑 敏
URL :https://guga.or.jp/

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