◆ロサンゼルス・ドジャース9-3オークランド・アスレチックス 14日(日本時間15日午前11時10分試合開始、ドジャー・スタジアム)
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは14日(日本時間15日)、ホームでアスレチックスと対戦し、大谷翔平選手(30)は1番DHで先発出場。第1打席で4試合ぶりの13号ホームランが飛び出した。
前日はアスレチックスが11-1で大勝。大谷は3打数無安打1四球の成績で、連続試合安打は9でストップしていた。
ドジャースは今季4勝3敗、防御率1.80の山本由伸投手(26)が先発。一方のアスレチックスは今季1勝0敗、防御率2.38のホグルンドが先発した。
大谷は1回裏の第1打席、3球目の146キロのスライダーをフルスイング。ライトスタンドへ4試合ぶりとなる先制13号ホームランを放った。打球速度174.1キロ、飛距離122.8メートルの一発だった。
2回裏、ドジャースは6番パヘスのレフトへのソロホームランで1点を追加。2死1塁で大谷の第2打席に回ったが、セカンドゴロに倒れた。
3回表、アスレチックスは2番ソダーストロムのツーランホームランで2-2の同点に追いつく。
4回表、6番アンドゥハーのタイムリーツーベースでアスレチックスが3-2と逆転。
5回裏、9番キム・ヘソンに右中間へのメジャー初ホームランが飛び出し、ドジャースが3-3の同点に追いつく。続く大谷の第3打席はセカンドゴロだった。
6回裏、ドジャースはキムの代打で登場したロハスのタイムリーツーベースで4-3と逆転。2死2塁で大谷の第4打席に回り、サードへの内野安打で1、3塁とチャンスを広げたが、追加点はならなかった。
ドジャースは7回から2番手ベシアが登板。山本は6回88球を投げて被安打4、被本塁打1、奪三振6、与四球2、失点・自責点3の成績で、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
8回裏、1死2塁で迎えた大谷の第5打席はアスレチックス4番手ファーガソンとの対決となったが、申告敬遠となった。走者1、2塁で2番ムーキー・ベッツに右中間を破るタイムリーツーベースが出て、1塁走者の大谷も生還し2点を追加。2死2、3塁から5番マンシーがライトスタンドにスリーランホームランを放ち、ドジャースが9-3と大きくリードを広げた。
試合は9回表を4番手カスペリアスが締めたドジャースが9-3で勝利。大谷は4打数2安打1四球、本塁打1、打点1、得点2の成績だった。山本が5勝目をマークした。