テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は、そろそろ気になってきた「梅雨入り」について解説する。
この先ずっと くもりや雨マーク…

14日以降のお天気カレンダーを見ていくと、15日の晴れマークを最後に、ずっと、くもりや雨マークが続く予想となっている。17(土)18(日)に運動会というところもあるが、両日ともに朝から雨が降りやすく、特に日曜日は日中、雨が強まって、運動会の実施は難しいかもしれない。本当に15日が、洗濯ラストチャンスとなるので、朝イチで、洗おうか迷っていたものも含めて、どんどん洗濯機を回してください。
過去、早かった梅雨入り「ベスト3」

こうなると気になってくるのが「梅雨の情報」を「ToYou」です。ことしはどうなるのか…「この時期にもう梅雨の話?」と思うかもしれないが、九州南部のこれまでの記録を見ていくと、最も早かったのは5月1日。次いで11日、13日となっている。あさって梅雨入りしても、早すぎるという事はない。ただ、平年の梅雨入りは5月30日なので、16日ごろ梅雨入りすれば「平年より半月ほど早い」ということになる。
そして、梅雨入りが早ければ梅雨明けも早いのかというと、そうでもない。この時の梅雨明けは、だいたい平年並みから、なんと1954年は8月1日。2ヶ月半ぐらい梅雨だったということになる。それではことし、2025年はどうなるのか?
ことしの梅雨予想が発表された

先ほど発表されたウェザーニューズの予想によると、梅雨入りは6月上旬、梅雨明けは7月中旬。梅雨入りが平年並み、そして梅雨明けが若干早いということで、梅雨の期間は少し短くなりそうだが、油断は禁物。
雨の量は、「平年並み」か「多い」と予想されている。7月初め、梅雨の中休みがあるかもしれないが、雨のピークが6月後半となる。この時の大雨には、しっかりと警戒が必要だ。
(テレビ宮崎)