子供たちにバスを身近に感じてもらおうとバスの乗り方などを学ぶ「バス教室」が岡山市の小学校で開かれました。
バス教室は、岡山市と中国運輸局が開いているもので、5月14日は岡山市の大元小学校の2年生約160人が参加しました。
児童たちは実際にバスに乗り込み、乗車する際に整理券を取ることや目的地に近づいたら降車ボタンを押すことなどバスの利用方法を学んだ後、運転席に座り、バンパーの下辺りに死角があることを確認。バスから降りた時の注意点について理解を深めていました。
(児童は…)
「(バスの)いろんなことが知れてもうちょっとバスに乗りたいと思った」
「大きい声で喋らないなどルールを守って利用したい」
(岡山市交通政策課 渡部邦昭課長補佐)
「バスを身近に感じてもらうということと、バスに乗る時にはどんな危険があるかなどを体験してもらって子供たちに自分自身で命を守ってもらって安全に公共交通機関を使ってほしい」
岡山市によりますと市内の路線バスの利用者はコロナ禍で減少し、その後も以前の水準には戻っていないということで公共交通の利用を呼びかけていきたいとしています。