豪雨災害から7月で5年となるのを前に開かれました。人吉市の国宝・青井阿蘇神社で11日『蚤の市』が開かれ、県内外から多くの人でにぎわいました。
これは2020年7月豪雨からの復興を願って、人吉市の活性化につながればと
市民らでつくる実行委員会が初めて開いたものです。
国宝・青井阿蘇神社で行われた『蚤の市』には、県内外の58の店が並び、レトロな家具やアンティーク雑貨、古着など自慢の商品を販売しました。
豪雨災害から7月で5年。災害からの復興が進む中、「『蚤の市』を開催したい」
との提案に神社側も快く引き受けました。
【青井阿蘇神社 福川 義文 宮司】
「(主催者も)災害からの復興を熱く思っておられる。今後の人吉のことをどうやったらにぎわいの場所をつくれるか熱意を強く感じている。皆さん方に楽しんでもらえているので、神様も喜んでいただける」
【人吉蚤の市実行委員会 西 希さん】
「(これからも)いろんな人と一緒に人吉の街を盛り上げていけるような〈楽しいことづくり〉をしていきたい」
【鹿児島から】
(何を買った?)「だるま。七転び八起きで…。神社の雰囲気がすごく良くて楽しい」
【地元に住む人】
「自転車で来た。(蚤の市は)よそでも行ったが、地元だとうれしい」
【宮崎から】
「いいですよね。最近、古い物にはまりだして面白い」
訪れた人たちは、出展者と会話を楽しみながらお気に入りの商品を買い求めていました。