「民生委員・児童委員の日」の5月12日、地域住民の身近な相談役である一日民生委員に那覇市の知念市長が就任し、地域のお年寄りを訪問しました。

民生委員・児童委員は地域住民の生活支援を行うボランティアであり、高齢者や悩みを抱えている子どもなど、支援が必要な人々に寄り添い行政サービスへとつなぐ役割を担っています。

知念市長が訪ねたのは、那覇市安里に住む新里定仁さん(98)とヨシ子さん(89)夫婦です。市長との会話では、日頃、お世話になっている民生委員の玉城成子さんへの思いを話していました。

ヨシ子さん:
頼っているから、娘のようなそういう付き合いをやっています。とても良い人ですよ

市では371人が民生委員として活動していますが、定数に対し131人が不足しています。

那覇市民生委員 児童委員連合会副会長 仲村渠忠:
欠員地区の住民の見守りや困ている方の相談相手が足りないというのが現状です

知念市長は、広報活動に力を入れて欠員を補っていきたいと話していました。

沖縄テレビ
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