熊本県内の路線バスと熊本電鉄、熊本市電で行われた『半額パス』による実証実験の経済効果が、約２億８０００万円に上ったと５月１２日に明らかになりました。
熊本県内全域で路線バスや市電などに半額で乗れる『渋滞なくそう！半額パス』は、熊本県と熊本市の補助を受け２０２４年１０月から２０２５年２月末まで行われた実証実験です。
【交通事業者などでつくる共同経営推進室 今釜卓哉さん】
「目標を大幅に超え、約５倍の購入者になった」
県内の交通事業者などでつくる共同経営推進室は、５月１２日に会見を開き、目標の１５００人の５倍以上の８０３４人が会員となり、半額パスを利用したと発表しました。
これにより外出が増えた消費増加効果を約１億８０００万円、公共交通利用が増えたことによる個人の自動車削減効果を約１億円とする推計を明らかにしました。
