郷土画家で去年5月に亡くなった弥勒祐徳さんの500回目となる個展が、延岡市で開かれています。
西都市出身の弥勒祐徳さんは、去年105歳で亡くなるまで1000点を超える絵画や版画を制作しました。
会場には、1951年の作品「家族」から去年4月の絶筆まで約100点が展示されています。
独特の構図と色使いが特徴で、中でも個展初公開となる幅10メートルの「ある告白」は、圧倒的な筆力で描かれた大作です。
(長男・猛さん)
「父の思いをぶつけた作品から何かしらのエネルギーをもらって、にこにこしてお帰りいただいたら幸いです」
この展示会は、5月15日までカルチャープラザのべおかで開かれています。