県教育委員会は2022年に県立高校の部活動中に生徒が「いじめ」を受け、不登校となったことを公表しました。
(いじめ重大事態調査委員会 高橋高人委員長)
「いじめ被害生徒が入学からほど無い時期から部活動内でいじめ被害を受けたものとなります」
「様々な要因が複合的に影響し結果的に適応障害を発症したと調査委員会では判断しています」
県教委によりますといじめ行為は県立高校での部活動中に起きたもので、2022年の4月に入学した1年生が被害を訴えました。
生徒は9月から不登校となり医師から適応障害と診断され、県教委はいじめ防止対策推進法の重大事態と認定。
弁護士などによる第3者委員会の調査の結果、寝ている際に蹴られたり「風呂に入れ、洗濯をしろ汚い」などの言葉を浴びせられていたことが確認されました。
また学校側の対応についていじめとして認知するまでおよそ1年かかったことなど、危機意識が欠如していたと指摘しています。