5月6日までのゴールデンウィーク期間中、山陰両県の主な観光地の人出は、2024年に比べ減少しました。
曜日の並びで連休が分散したことやガソリンなどの高騰を受け、外出を控える傾向が強かったと見られます。
4月26日から5月6日までのゴールデンウィーク期間中の山陰両県の主な観光地の人出です。
島根県内では、松江城周辺が約2万5000人、松江市の日本庭園・由志園が3万2000人で、いずれも2024年に比べ約10%減少しました。
また、出雲市の出雲大社周辺は2024年をわずかに下回る約45万1000人が訪れました。
一方、鳥取県では、境港市の水木しげるロードに約22万2000人、鳥取砂丘周辺が約15万2000人で、いずれも2024年に比べ減少しました。
2025年は、曜日の並びで連休が分散したことやガソリン代や宿泊代など物価高を背景に遠出や旅行そのものを控える傾向が強まり、人出の減少につながったと見られます。