◆ダイヤモンド・バックス11-14ロサンゼルス・ドジャース 9日(日本時間10日午前10時40分試合開始、チェイス・フィールド)
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは9日(日本時間10日)、前日に続きバックスと対戦し、大谷翔平選手(30)は1番DHで先発出場した。
前日8日の今季初対戦となるバックス戦で大谷は、自身11号となるソロホームランを放ち、5打数1安打1本塁打となった。大谷がホームランを打ち一矢報いるも、試合は5-3で敗れた。
ドジャースは、今季7戦に先発して1勝1敗、防御率3.86の佐々木朗希投手(23)、バックスは今季1勝3敗、防御率5.92のエデュアルド・ロドリゲス投手が先発した。
この日、佐々木は、初回でいきなり2失点し、あっさり逆転を許す。その後、2、3回は無失点に抑えたが、4回に先頭ツーベースヒットを許して1点を返されると、5回に先頭マルテを四球で歩かせたところでロバーツ監督から交代を告げられ、マウンドを降り、佐々木の2勝目はお預けとなった。
そんな中、大谷は初回からツーベースヒットを放つと、再び第2打席でもツーベースヒット、第4、5打席は空振り三振となるが、迎えた9回表の第6打席カウント1-2から4球目を打ち、本人も「確信歩き」を見せるほどの完璧なスリーランホームランを決めた。2試合連続となる特大の12号ホームランを放った大谷は、これで本塁打王争いでメジャートップタイに立った。
試合は、大谷の劇的なスリーランホームランで11-14となり、大逆転勝利を収めた。