「ぶち切れてます!はい~」

眉間にシワを寄せ、怒りをあらわにしたのは、お笑いタレントのやす子さん。
お笑いタレント・やす子さんがクレカ不正使用被害
その動画のタイトルは、「クレカ勝手に使ったやつ出てこい」。
やす子さん:
総額被害額、今のとこ確認できてるだけで20万円分ぐらい。
やす子さんによると、ある夜、カード会社から「ご自身が利用されたものかご確認ください」という通知が…。
明細を確認してみると、やす子さんが持っていない交通系ICに身に覚えのないチャージが複数回行われていたことが発覚したという。
やす子さん:
だいたい週に1回くらい、定期的に1万円チャージされてたんですね。全然記憶にないチャージがいっぱいされていて。

その後、不正利用の回数は週2回くらいのペースに増加し、カード会社が不審に思い連絡したのではないかと話した。
やす子さん:
めちゃくちゃショックだし、何より怖くてカードをたぶん誰かに写真を撮られたのか、スキミングをされたのか分からないですけど。
専門家は「利用通知機能」設定などが必要と指摘
カードの不正利用は、どのようにして起きたのか?
専門家は…

ITジャーナリスト・三上洋さん:
番号盗用、つまり偽サイトでの入力。もう1つの手口として「クレジットマスター」と呼ばれるやり方も考えられます。コンピュータープログラムなどでクレジット番号を自動生成して、偶然やす子さんの番号が当たってしまって不正利用された可能性はあります。

対策として、いち早く不正利用に気づけるよう、「利用通知機能」の設定などが必要だと指摘した。
やす子さんが、カード会社に利用の覚えがないことを伝えたところ、無事全額返ってきたという。
しかし、3年ほど明細を確認していなかったため、20万円の被害までしか遡ることができず、もしかしたら、それ以上の被害に遭っている可能性も…。
やす子さん:
これみなさん本当にあり得ることなんで、絶対に自分のカードの明細見てください。
“明細チェック”の大切さを呼びかけたやす子さんは、警察に被害届を出すという。
(「イット!」5月6日放送より)