新潟県村上市は、公用車のカーナビのNHK受信契約について一部未契約であったことが判明したと発表した。市は今後、NHKへの照会を行い、受信契約を結び、受信料が算定された後に支払い手続きを進めることにしている。

■スクールバスや消防車両など…
村上市によると、未契約が判明したのは消防車両やスクールバス、給水車など42台だ。
最長で2005年から20年間受信料を支払っていなかった。
全国の自治体で公用車に搭載されたカーナビのNHK受信料の未払いが次々と判明していることを受け、市が調査したところ発覚したという。
一般家庭と異なり、地方自治体や企業についてはテレビ受信機の設置場所に応じ、それぞれ受信契約を結ぶ必要があるが、市は「その認識が不足していた」と説明。今後はNHKへの照会を行い、受信契約を結び、受信料が算定された後に支払い手続きを進めることにしている。
市は再発防止策として、職員への制度周知を進め備品管理の徹底に努めるほか、カーナビに付属されたテレビ受信機能は、導入の際に必要性を十分精査するなどとしている。
(NST新潟総合テレビ)