まろやかな甘みとうまみがある「うれしの茶」。一番茶の収穫がいまピークを迎えています。
嬉野市の茶農家・永尾俊介さんが所有する茶畑では、4日に摘採機による一番茶の摘み取りが行われました。嬉野市の周辺では4月中旬からうれしの茶の一番茶の収穫が始まっていて、いまが収穫のピークです。
去年の夏にあまり雨が降らなかったため芽の数が少なくなっていて、今年は例年に比べ収穫量が減ると予想されています。一方、冬場は寒い日が多かったためお茶の木が養分を蓄え、まろやかな甘みとうまみのあるお茶に仕上がったということです。
【茶農家・永尾俊介さん】「今年はここ数年で1番おいしいお茶が収穫できていると思う。ぜひ皆さんうれしの茶を家でゆっくり急須で入れて楽しんでほしい」
収穫は5月中旬ごろまでで、嬉野市周辺の茶農家全体では約240トンの出荷を見込んでいるということです。