地元の産業を知ってもらおうと化粧品の原料となるミカンの花を摘む体験活動がこのほど唐津市で行われました。
この取り組みは奈良県に本社を置き、唐津市に工場を構える化粧品メーカーが、地元の化粧品産業などを知ってもらおうと3年前から始めたもので今年で4回目です。
地元の人をはじめ、家族連れや大学生などおよそ40人が参加。化粧品の原料となる温州ミカンの白い花を花の開き具合やつぼみの状態を確かめながら一つ一つ丁寧に摘んでいました。
【参加者】
「楽しかったし、いろんな(花の)形があったから面白かったです」
「自然に触れてこれが何か商品になるんだって思ったらわくわくしますね」
このミカン畑には約500本の温州ミカンの木があり、この日は約9キロの花を摘み取りました。花は冷凍してから化粧品の原料として使用されるということです。