プレスリリース配信元:株式会社RECCOO
フィードと違いストーリーとBeRealが浸透した理由は、「一日で消えるから」
株式会社RECCOO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:出谷 昌裕、以下、当社)が運営する
Z世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、
最新のZ世代調査として「Instagramフィード投稿への抵抗感」に関する調査レポートを発表します。
今回の調査ではInstagramやBeRealでの投稿に対する現役大学生の意識を調査しました。
なお、サークルアップを活用してZ世代の調査を行いたい場合、
または調査結果を自社メディアの記事などに転載される場合は、こちらにお問い合わせください。
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■Instagramに投稿をする大学生は76%、そのうちフィード投稿を行うのは16%のみ
大学生にインスタグラム(自身のアカウント)の利用方法を尋ねたところ、ストーリー投稿のみする学生は全体の60%であるのに対し、フィードのみまたはフィードとストーリー投稿をする学生は16%に収まりました。
この差はフィード投稿に対する抵抗感によるものだと考えられます。
この記事では、大学生が感じる投稿形式ごとの抵抗感とその理由、さらにBeRealとの比較を通じて、次世代SNSに求められる要素を探っていきます。
■大学生の9割が「フィードの方が抵抗感が強い」と回答
こちらはインスタグラム投稿をしたことがあると答えた学生のうち、フィードとストーリー投稿のそれぞれに対する抵抗感と、比較してどちらに抵抗感が強いかを集計したグラフとなります。
初めに挙げた集計から予想される通り、フィードとストーリーを比較するとほとんどの学生がフィードの方が抵抗感があると回答しました。
ただし、細かく見ると「フィード投稿に抵抗感がない」と答えた人も44%、「ストーリーに抵抗感がある」とした人も31%おり、必ずしも一枚岩ではないことがわかります。
■大学生がインスタのフィード投稿に抵抗感を感じる理由とは?
フィード投稿に対して抵抗感を感じる理由を聞いたところ、最も多かったのは「一日で消えないから」という回答でした。
また、「他に投稿している人が少ないから」や「承認欲求が強いと思われそう」という声も多く、投稿内容というよりは形式そのものが与える印象に大学生は敏感であることが見て取れます。
その他にも「キャプションを考えるのが面倒」「アカウントのトップに表示されるから」といった具体的な意見もありました。
SNS投稿が当たり前になった現在、投稿内容だけでなく投稿形式により与える印象の違いがカギになってきそうです。
■閲覧も主流はストーリー
次に調査したのは、投稿ではなくフィード・ストーリーの閲覧頻度です。
こちらも投稿に関するアンケートと同様、ストーリーが大きくフィードを引き離す結果となりました。
ストーリー投稿をする友人の方がはるかに多いことが理由だと考えられます。その結果フィードをスクロールするよりもストーリーを開くことが習慣になっているのではないでしょうか。
このようにインスタグラムの利用は「発信」だけでなく「受信」の面でもフィードよりストーリーが主流になっているのかもしれません。
■BeRealに抵抗感を持つ大学生は32%、その理由とは?
次に今勢いのあるBeRealに関して調査しました。BeReal投稿に対する抵抗感についてアンケートを取ったところ、抵抗感を感じる学生の割合はインスタストーリーの結果に近い32%となりました。
BeRealは内外カメラ両方の発信を強制され、投稿のタイミングも選びづらいなど、一見抵抗感を感じやすそうなサービス内容をしています。ではなぜここまで抵抗感を感じる学生の割合が低いのでしょうか。
BeReal投稿に抵抗感を感じる、または感じない理由についてアンケートを取ったところ、抵抗感を感じない理由として「一日で消えるから」という意見が最も出ました。これはインスタストーリーがフィードに比べ抵抗感が薄い理由と合致しています。
また次に多かった「みんながやっているから」という理由も共通しています。BeRealは特にユーザー一斉に投稿のタイミングが通知されることで、大勢で撮ろうと声をかけるといった場面も多くみられるので、「みんながやっている」と意識しやすいのでしょう。
三つ目に多く見られた理由は「毎日の習慣になっているから」でした。一日に挙げられる投稿枚数が制限されていることでで逆にストーリーよりも日々前向きに投稿しているようです。
■まとめ:大学生がSNSに求めるのは「気軽さ」「共感性」「習慣化」
これらの調査から、大学生がSNSに求めているのは、投稿内容そのものよりも以下のような投稿形式に関する要素であると考えられます。
・投稿が一定期間で消える「気軽さ」
・他人と同じ行動をしているという「共感性」
・毎日の「習慣」に組み込みやすい仕組み
こうした要素を備えたSNSが、今後の主流となっていくのかもしれません。
■サークルアップとは?問い合わせでローデータを提供。
いかがでしたでしょうか?実際に大学生のデータで確認すると、リアリティのある感覚が掴めます。
現在、注目を浴びているZ世代ですが、「Z世代は○○」など表面的な捉えられ方をされてしまうケースも多く見受けられます。そこで当社は、サークルアップを活用して、現役大学生のプロジェクトチームと共に、リアルな本音を発信する【Z世代のリアルなホンネ調査記事】を配信しています。
今回の調査結果の一部も、お問い合わせいただいた企業にローデータの提供をしています。
【調査概要】
・調査日:2025年4月23日
・調査機関(調査主体):サークルアップ運営(株式会社RECCOO)
・調査対象:現役大学生
・有効回答数(サンプル数):300人
・調査方法:サークルアップのアンケートオファー
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