夏の味覚が味わえます。岡山県内で最も早く収穫される温室栽培のモモ「はなよめ」の収穫が勝央町で始まりました。

ほんのりと赤みを帯びたモモがたわわに実っています。「はなよめ」の収穫が始まったのは、岡山県勝央町石生の石川裕之さんの温室です。

「はなよめ」は極早生品種で、露地物と比べて1カ月ほど早く収穫できます。寒さが厳しい時期を乗り越えるため、1月からボイラーを使った加温栽培で、実の大きさは直径8センチほど、重さは1玉約200グラムになりました。

石川さんは色づきや大きさを見極めながら、ひとつひとつ丁寧に手で摘み取っていきます。

(はなよめの生産者 石川裕之さん)
「早生品種なので小ぶり、あっさりした甘みがある」

5月2日は約100玉収穫され、早速、3日から岡山県内のデパートなどで販売されます。「はなよめ」の収穫は5月10日ごろまで行われます。

岡山放送
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