四国運輸局は4月28日、香川県・直島と四国、本州を結ぶ旅客船を運航する四国汽船から出された運賃変更届を受理したと発表しました。宇野~直島の旅客運賃は据え置くということです。
発表によりますと、燃料費や人件費高騰など運航コスト増を受け、値上げするものです。航路によって改定率は違いますが、最大で約30%となっています。
このうち、旅客運賃は高松~直島・宮浦は現在の520円が680円に、直島・宮浦~豊島・家浦は現在の630円が820円に、豊島・家浦~犬島は現在の1250円が1630円に、直島・宮浦~犬島は現在の1880円が2450円に、それぞれ値上げされます。直島の宮浦・本村~宇野(玉野市)のる旅客運賃は値上げせず、現在の300円のままということです。
また、高松~直島・宮浦航路で、自動車航送運賃やバイクや自転車等の特殊手荷物運賃が、宇野~直島の宮浦・風戸航路で自動車航送運賃がそれぞれ値上げされます。
四国運輸局によりますと、高松~直島・宮浦~宇野航路の値上げは、消費税増税を除くと1982年以来、約43年ぶりということで、値上げは6月1日に行われる予定です。