2016年の台風で被災した岩手県岩泉町のキャンプ施設がリニューアルし、新たな観光拠点「CYMBALS」としてオープンしました。気軽に優雅なキャンプを体験できるグランピング施設を備えています。
岩泉町に4月24日オープンした体験型リゾート「CYMBALS」は、2016年の台風10号で被災した町のキャンプ場「ふれあいらんど岩泉」を新たな観光拠点として再整備した施設です。
町が約6億7000万円をかけ2024年4月から1年間の改修工事を行いました。
キャンプ場やコテージをリニューアルしたほかグランピング施設を新たに設けました。
増子智絵美記者
「テントの中は豪華なホテルのような空間ですが、振り向くと岩泉の自然の眺めを楽しめます」
グランピング施設はドーム型のテントの中にベッドやエアコンが備え付けられていて、キャンプに必要な道具を準備することなく快適なひとときを過ごせます。
このほかバギーの乗車や釣りなどの体験もできるということです。
施設の運営は町の委託を受けて民間8社でつくる「岩泉リゾートパートナーズ」が担います。
岩泉リゾートパートナーズ 八木禅社長
「『未体験を体験する』というコンセプトで、この地を開発してきた。県内外・国内外を問わず皆さんに来てもらいたい」
岩泉町経済観光交流課 佐々木修二課長
「岩泉町全体のにぎわいが生まれてくることを期待している」
宿泊予約はCYMBALSの公式サイトなどで受け付けています。