“潔癖すぎるドロボー”の犯行が監視カメラに捉えられていた。迷うことなく約6万円の自転車を盗み出したが、潔癖症なのか自転車のサドルにシートのようなものを丁寧にかぶせていた。
その潔癖すぎる様子に被害者も困惑している
暗闇から現れた男…約6万円の自転車を窃盗
岩手・紫波町にある自転車販売店で5日午前0時過ぎに撮影されたのは、“潔癖すぎるドロボー”だ。
被害を受けた自転車店の店長は「自転車屋から自転車盗んでいくなんて…本当に頭にくる」と怒りをあらわにする。

当初、監視カメラに捉えられたのは暗闇から現れた人影だった。狙いは監視カメラに最も近い場所に置かれていた自転車だ。
脇目も振らず一直線に近づくと、まるで自分の自転車のように引き出し、そのまま暗闇へと消えていった。

盗まれたのは修理などで店に来た客用の代車として使っていた約6万円の自転車だ。店長によると、犯人は30代から40代の男性に見えたという。
人が使ったサドルは嫌?潔癖すぎるドロボー
しかし自転車店の店長は、ドロボーのある行動に違和感を覚えたという。
店長は「なんだろうな潔癖症?乗っていくときに、シートみたいなのかぶせていた」と話す。

映像を見てみると、確かにドロボーは、手にしていたシートのようなモノをサドルにかぶせていた。そしてシートが落ちないようにゆっくりと慎重にまたがっているのがわかる。
お尻が汚れるのがいやだったのだろうか?
その行動に店長は「矛盾してるところあるよね。潔癖症で人の物使いたくないんだったら、人の物盗まなきゃ良いでしょ」とあきれ気味だった。
店主は被害届を提出し、警察が自転車ドロボーの行方を追っている。
(「イット!」 4月23日放送より)
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