イギリスのキャサリン皇太子妃が、がんの闘病生活について語った。
「治療が終わった後の方が大変」
2日、イギリス南東部にある病院を訪れたキャサリン妃は、がん患者らと面会し、自身の体験などをこう明かした。

キャサリン妃:
治療中は、ある種、勇敢な顔をして、ストイックに治療に取り組みます。そして治療が終わると「また頑張れる、元の生活に戻れる」と思いがちですが、実際は、その後の方が大変なのです。医療チームの下での治療は終えても、家で以前はできていたことができなかったりします。ですので、治療後に相談にのってくれたり、道筋を示し導いてくれる人は本当に貴重だと思います。
がん治療が終わった後のサポートの重要性について強調したキャサリン妃。
また病院では、贈られたバラを庭に植える場面も見られた。

担当者:
ご覧ください。(あなたが)濡れてしまわないように、(誰かが)掘り返してくれました。

キャサリン妃:
大変なことは全部やってくれたのね。ありがとう。
キャサリン妃はそう話すと、渡された手袋をはずし…。

キャサリン妃:
手袋は必要ないわ。大地を感じるのが好きなの。
“大地を感じるのが好き”だとして素手で土を触り、自らバラを植えた。

このバラの植樹は、自然による治療効果や癒やしの力の重要性を知らせたいというキャサリン妃の思いから行われたという。

1月、“寛解”の状態になったことを発表したキャサリン妃は公務への参加が増えている。
(「イット!」7月3日放送より)
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