徳島文理大学は4月23日、さぬき市志度にある旧香川キャンパス(現:志度キャンパス)の一部ついて、みそ製造大手の「マルコメ」との研究開発拠点として活用することになったと発表しました。
薬学部の山本博文教授らは2023年からマルコメと大豆の国内自給率の向上を目的に、気候変動や害虫被害に左右されづらい、次世代の大豆栽培システムとして「水耕栽培」の技術研究を行ってきました。
志度キャンパスは植物工場や、大豆の品種開発に関わる拠点として活用し、さらに研究を進めることにしています。
23日、徳島文理大学とマルコメの関係者が出席して、高松市で共同研究協定の調印式が行われました。
山本教授によりますと、2025年度はモデルプラントの設備セットアップを主に行い、2年後をめどに1~2トンの大豆の栽培を目指すということです。