秋田県羽後町の佐々木康寛新町長が17日、初登庁しました。佐々木町長は職員に対し「人口減少が一番の課題。改善できるよう力を貸してほしい」と呼びかけました。
羽後町の佐々木康寛新町長は、17日午前8時50分ごろ、町長として初めて役場に登庁しました。
佐々木町長は羽後町出身の49歳。町議会議員を辞職して町長選に初挑戦。元副町長との一騎打ちを制し、町の新しいリーダーに就任しました。
早速町長室に向かった佐々木町長は、初めて町長の椅子に座り「重責、非常に責任の重さを感じる。9年間議会で慣れ親しんだ役場の庁舎に来たが、新たな会社に入ったような緊張感もある」と話し、改めて気を引き締めていました。
その後、佐々木町長は、幹部職員14人が集まった会議で「町にとって一番大きな問題は人口減少。少しでも緩和できるように、歯止めがかけられるように、職員の皆さんの力を借りながら少しでも改善していきたい」と呼びかけました。
佐々木町長の任期は2029年4月16日までの4年間です。