高校生が自治体の「職員」となってまちづくりに取り組みます。高梁市は、岡山県内で初めてとなる部署を4月16日に発足させ、高校生を「職員」に任命しました。

高梁市が発足させたのは、「高校生みらい共創課」です。石田芳生市長が地元の高梁高校と高梁城南高校の2年生12人に対して任命書を手渡しました。

この部署では地域の課題解決や活性化をテーマに、市の職員と共に事業を企画、立案して実際に活動するとしています。自治体が、高校生を主体にした部署をつくるのは岡山県内で初めてです。

(高校生)
「初めての取り組みで責任を感じているがそれ以上に楽しみが大きいので高校生としてできることを考えて頑張りたい」
「これから高梁市のために努力して観光客を増やす」

(高梁市 石田芳生市長)
「(市職員は)普段いろいろな課題をとらえているが、若い目線から見たらそうじゃないという話もあるかもしれないがそういうところも受け入れて、我々ができない発想を期待する」

高校生の任期は1年間で、週1回、授業で検討し、月1回程度市の職員を交えた合同会議を開いて活動を行う予定です。

岡山放送
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