春の味覚の話題です。倉敷市真備町の特産、タケノコの出荷作業がピークを迎えています。

選果場に運び込まれる丸々と太ったタケノコ。倉敷市真備町は、竹林の土がタケノコの生育に適した粘土質で、白くて柔らかくアクが少ない良質のタケノコがとれます。

岡山県内トップのタケノコの生産量を誇り、120戸を超える農家が生産に取り組んでいます。選果場では収穫されたばかりのタケノコが持ち込まれ、大きさや形などがチェックされた後梱包されていきます。

生産者によりますと、春先の寒波の影響で4月15日までの出荷量は19トンと、例年の3割ほどにとどまっていますが、品質は上々ということです。

(真備筍生産組合 蛭田純司組合長)
「生産者が一生懸命頑張って1年かけて土壌を整備しながらやっているので、おいしいタケノコをこれからもどんどん食べてもらいたい」

真備町のタケノコの出荷は5月上旬まで続き、岡山や倉敷などの市場に向けて出荷されます。

岡山放送
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