敦賀市の寺で、県内では珍しい淡い黄緑色の八重桜が見頃を迎えています。
         
敦賀市にある国指定の重要文化財「西福寺」の境内で見頃を迎えているのは、淡い黄緑色の八重桜「ウコンザクラ」です。花の色がウコンの根を使った染物の色に似ていることからその名が付いたとされています。
  
このウコンザクラは、江戸時代に福井藩の二代目藩主松平忠直が手植えしたものとされ、いま花をつけている木は挿し木などで代を重ねた三代目だということです。
 
参拝客らは「きれいな色」「黄色い桜は初めて見る」「ちょうどよかった。他の桜が葉桜になっていたから」などと言いながら珍しい花を楽しんでいました。
  
今週末には満開を迎える見込みで、散り際にはピンク色に染まった花も楽しめます。     

福井テレビ
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