岡山と香川を結ぶJR瀬戸大橋線の昨年度の利用状況がまとまりました。利用客数は、前の年度と比べ24万人増え、累計では3億人を突破しました。

JR四国によりますと、瀬戸大橋線の2024年度の利用客数は712万人と、前の年度と比べ24万人増えました。コロナ禍からの回復やインバウンド客が好調なことなどが要因で、平均で1日当たり1万9000人が利用しています。

また、累計の利用客数は3億688万人と、開業から36年で3億人を突破しました。列車別の1日当たりの平均は、「快速マリンライナー」が最も多く約1万3000人、次いで、「特急しおかぜ」が約4100人などとなっています。

JR四国は、「2025年度は県立アリーナでのイベントや瀬戸内国際芸術祭が開かれることなどから、利用客数がコロナ前に近い水準に回復することを期待している」としています。

岡山放送
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