岡山県北のサクラの名所、新庄村の「がいせん桜」が４月１６日、満開を迎え、山里に遅い春の訪れを知らせています。
宿場町として栄えた旧出雲街道がサクラのアーチで彩られます。新庄村の「がいせん桜」は１９０６年、日露戦争の勝利を記念して植えられたもので約４００メートルにわたって１３３本のソメイヨシノが並びます。
４月１０日に咲き始め、１６日夕方に満開となりました。風情漂う通りがサクラ色に染まり、中国山地の麓に遅い春の訪れを知らせています。
（訪れた人は…）
「風情がある町並みがそのまま残っていて、これだけのサクラが咲いていて素晴らしい雰囲気」
「街道沿いにこれだけあるのは珍しい。江戸時代にタイムスリップした感じ」
新庄村によりますと見頃は来週初めまでで、１６日から１８日までの３日間は午後６時半から午後９時までライトアップされます。
