4月13日に開幕した大阪・関西万博について、香川県の池田知事は「国の内外の人に香川を知ってもらう絶好のチャンス」と期待感を示しました。4月18日には瀬戸内国際芸術祭の開幕も控えていて、相乗効果に期待がかかります。

13日に開幕した大阪・関西万博。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに158の国と地域が参加しています。

そんな大阪・関西万博に香川県も2回に渡って出展を予定しています。始めの出展は4月30日からの4日間、アートや工芸の魅力を現地でPRします。

(香川県 池田豊人知事)
「香川を知ってもらうための絶好のチャンス。県の魅力を、万博を機にしっかりPRできるように。香川県への誘客にもつなげていく」

また、4月18日には3年に1度の現代アートの祭典、瀬戸内国際芸術祭が開幕します。万博と開催期間が重なっていることから、池田知事は相乗効果への期待感を示しました。

(香川県 池田豊人知事)
「これまでより多くの国内外の人にも来てもらいたいし、開催を通じて島の活性化につながる瀬戸芸にしたい」

国を挙げての一大イベントと瀬戸内を舞台にした一大アートイベント、そんな2つのビッグイベントの競演に期待が高まっています。

【瀬戸内国際芸術祭の概要】
2010年から3年に1度開かれていて今回で6回目となります。会期は4月18日から11月9日までで、春、夏、秋の3つのシーズンに分けて開かれます。会場として新たに香川県の東部が加わり11の離島と6つのエリアが舞台となっています。

コロナ禍前は100万人規模の集客を誇っていましたが、今回は4月13日に開幕した大阪・関西万博を訪れる客が瀬戸芸を周遊することが想定されていて、岡山・香川にこれまで以上のにぎわいをもたらしそうです。

岡山放送
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