小学生が登下校中に不審者に声をかけられたという想定でコンビニエンスストアに駆け込み助けを求める訓練が、4月11日に岩手県花巻市で行われました。

セブン-イレブン・ジャパンと県警が開いた訓練には、花巻市の八重畑小学校の1年生と2年生合わせて19人が参加しました。

小学生の登下校中を想定した訓練は、体育館の一角をコンビニに見立てて行います。

訓練では児童が手をつないで歩いているところに不審者が現れて声をかけます。
不審者に話しかけれた児童たちは急いでコンビニエンスストアに駆け込み助けを求める一連の流れを確認しました。

県警によりますと、2024年県内では不審者からの声かけ事案が524件発生し、このうち小学生が被害にあった事案は184件で、2023年より8件増えました。

2年生の児童は「怖かったけど頑張って逃げた」「見た目はいい人でも不審者がいるかもしれない」と訓練で感じたことを話していました。

セブン-イレブン・ジャパン盛岡地区 山口貴司ディストリクトマネジャー
「何かあった時にすぐ駆け込めるような場所としてコンビニエンスストアをどんどん広めていきたい」

セブン-イレブン・ジャパンと県警では今後も要望に応じて訓練を行っていくとしています。

岩手めんこいテレビ
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