国の登録記念物に指定されている岩手県盛岡市にある邸宅「南昌荘」では盛岡市をテーマにした写真展が開催されています。
2025年で南昌荘は築140周年、そして一般公開の開始から25周年を迎えました。
これを記念して盛岡市在住の写真家・後藤靖行さんの写真展「盛岡写真帖」が開催されています。
会場には新緑のみどりを鮮やかに床に映した「南昌荘のゆかみどり」や、雪のなか幻想的に浮かび上がる岩手銀行赤レンガ館を捉えた一枚など盛岡をテーマにした写真50点ほどが展示されています。
後藤さんは盛岡の文化や歴史などを紹介する月刊誌「街もりおか」の表紙写真を2年間手がけてきました。
写真家 後藤靖行さん
「南昌荘の雰囲気を味わっていただきながら、街もりおかの表紙写真が2年分あるので、それをじっくり見ていただきたい」
この写真展は南昌荘の入園料だけで楽しむことができ、5月6日まで開かれています。