倉敷市の大原美術館の美術品収集で知られる洋画家、児島虎次郎ゆかりの品々を展示する記念館が4月3日、美術館近くにオープンしました。
(テープカットの様子)
「それではどうぞ!」
大原美術館を運営する大原財団が2020年から整備していた児島虎次郎記念館。国の登録有形文化財で旧中国銀行倉敷本町出張所を、約10億円をかけて改装しました。1階の展示室には、虎次郎が収集した古代エジプトの装飾品や西アジアの器など美術コレクションが並べられています。ほかの展示室には「和服を着たベルギーの少女」など虎次郎の油彩画も展示されています。
(大原美術館 三浦篤館長)
「岡山を中心に全国、世界の方々にこの児島虎次郎記念館を知ってもらい、大原美術館全体を知ってもらって文化の灯を世界中にじわじわと広げていきたい」
開館時間は午前10時から午後4時までで、月曜日が休館となっています。