岩手県の久慈東高校と久慈工業高校が統合し新たに久慈翔北高校が開校しました。
4月8日は開校式が開かれ、生徒たちがこれからの学校生活に胸を膨らませていました。
県教育委員会 佐藤一男教育長
「ここに岩手県立久慈翔北高等学校の開校を宣言いたします」
8日は2年生と3年生の生徒317人や関係者などが出席して開校式が開かれました。
式では村山薫美校長が「両校のこれまでの伝統を継承しつつ、持続可能な社会のつくり手となる生徒を育てていく」と挨拶しました。
2校の統合により誕生した久慈翔北高校。
門前校舎と名づけられた旧久慈東高校の校舎を総合学科が使用し、野田校舎と名づけられた旧久慈工業高校の校舎を工業科が使用します。
生徒たちは学科によって別々の校舎を利用し学校生活を送りますが、行事や部活動は合同で行います。
総合学科(食物系列)稲葉天歩さん(3年)
「1年ってすごく短いと思うので、1日1日を大切にして自分のやるべきことをしっかりやっていきたいです」
工業科(建設環境科)播磨星汰さん(3年)
「新しい学校になったので新しいイベントをつくったり、久慈翔北高校ならではの伝統をつくっていければいいかなと」
久慈翔北高校には8日に新入生139人が入学し、これから新たな伝統を築いていきます。