長崎歴史文化観光検定・通称「長崎検定」が行われ、長崎と東京の3会場で354人が受験した。過去の合格率が7%と難関の1級には28人が挑戦。なかでも最難関1級の合格率はわずか7%と、真の「長崎通」を目指すにはハードルの高い試験だ。(「ヒライタン」の答えは記事の最後)
20回目の「長崎検定」354人が挑む
長崎歴史文化観光検定・通称「長崎検定」は長崎商工会議所が2006年に始めたご当地検定で、今回で20回目となる。

受験者は「2級までは簡単だったが、1級は合格するには時間がかかる」と話し、「長崎は自分が生まれて育ったところだが、1級は3回くらい落ちている。なんとか受かりたい」と必死だ。

3月、長崎と東京の3会場で合わせて354人が受験し、過去の合格率が7%と難関の1級には、28人が挑んだ。
この問題、あなたはわかりますか?
地理や歴史に平和、文学、それに方言など長崎の知識をはかる問題が出される。例えば…

【問題(1)(3級)】
「出島表門橋公園内に隠されているオランダ生まれの人気キャラクターは?」
【問題(2)(1級)】
「長崎弁で「ヒライタン」、何のこと?」
※正解は記事の最後!

受験者は「出題の幅が広いし、奥が深い。付け焼き刃では歯が立たない」と話す。

今回から4級と初級を新設し、1級は記述式、2級以下は統一問題の正解数で級数を認定することになった。
長崎商工会議所 平山浩司 課長は「長崎の歴史・文化を興味持って勉強してもらい、自分が長崎を案内するぞという心構えを持ってくれたら、長崎の観光が今以上に活性化すると思う」と期待を寄せる。

合格発表は2級以下が4月11日、1級が5月13日で、長崎商工会議所のホームページに公開されることになっている。
気になる問題の正解はこちら!
今回の問題から2つ!
【問題(1)(3級)】
「出島表門橋公園内に隠されているオランダ生まれの人気キャラクターは?」
【問題(2)(1級)】
「長崎弁で「ヒライタン」、何のこと?」

正解は(1)ミッフィー(2)じゃんけんの「パー」、あるいは風呂敷。
2つとも正解のあなたは「長崎通」!
(テレビ長崎)