坂出市の国立公園にあるリゾートホテルが3月27日にリニューアルオープンします。コンセプトは、「瀬戸内の絶景を眺められる空間」。生まれ変わった施設を取材しました。
坂出市の瀬戸内海国立公園にあるリゾートホテル、休暇村讃岐五色台です。2024年8月から行われていた増改築の工事が終わり、27日にリニューアルオープンします。
(中村香月記者)
「テラス席には水に囲まれた大きなソファーがあります。座ってみると目の前には瀬戸内のきれいな景色が広がっています」
リニューアルで重視されたのは、「瀬戸内の絶景を眺められる空間」です。新しく作られた「水鏡のテラス」は、三豊市の人気観光地、父母ヶ浜をオマージュしていて、風がない時は、水面に映りこむ幻想的な景色を楽しめます。
また、和室だった客室の一部は和洋室にリニューアル。半個室付きのレストランでは、瀬戸内海を臨みながら地元の食材を堪能できるほか、大浴場には露天風呂が完成しました。
4月から開催される瀬戸内国際芸術祭などで、2025年は県の内外から多くの宿泊客が期待されます。
(休暇村讃岐五色台 石橋正浩総支配人)
「絶景を一番の売りにしているので、絶景を眺めながらゆっくり食事をして、日頃の疲れをとってもらえたら。ぜひ来てもらいたい」
この休暇村は、年間3万2000人の利用を目指すとしています。