「熱は真ん中に溜まりやすいと言いましたが、3枚以上の場合は、密度が低い“上”をトースターの壁面側に向け、密度が高い“下”が庫内の中央に来るように配置するのがお勧めです」

3~4枚焼く場合は“上”が外側に向くように置こう(画像提供:タイガー魔法瓶)
3~4枚焼く場合は“上”が外側に向くように置こう(画像提供:タイガー魔法瓶)

なお、「切り分けたい場合は、焼き終わってから切るのもおいしく食べるポイント」と林さん。切ってから焼いてしまうと切り口から水分が蒸発してふんわり感を損なってしまうためだ。

冷凍のパンはそのまま入れてよし

パンの置き方については分かった。では冷凍保存しているパンを焼く場合も何かコツがあるのだろうか。

「凍ったまま入れてOKです。水っぽくならないよう、霜が付いていたら焼く前に払い落とすのが大切。冷凍メニューがある場合はぜひ使いましょう。ない場合は焼き時間を生のパンよりも30秒から1分くらい長めに設定してください」

冷凍メニューがある場合は活用しよう(画像提供:タイガー魔法瓶)
冷凍メニューがある場合は活用しよう(画像提供:タイガー魔法瓶)

もし「ちょっと焼き足りないかも」と思ったら、タイマーを延長せずに、「余熱」を利用すると効率がいいとのこと。しばらく庫内に置いて様子を見て、好みの焼き加減になるように調整してみよう。

トースターの使い方ひとつで、パンのおいしさもアップ。ぜひお試しあれ。

プライムオンライン特集班
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