パーフェクトな演技を目標に
樋口が目標としている「220点」という点数は、四大陸選手権を経て「少し遠い感じがした…」と振り返るが、「大技を跳んでいなくてもそれだけの点数を出せている選手もいる」と話す。

3年前に出場した世界選手権では、「変なプレッシャーやトリプルアクセルを絶対やらなきゃ!といったことを感じ、結果的にボロボロになってしまった」と振り返る樋口。

世界選手権に向けて「3年前に出た世界選手権は全然いい思い出はないんですけど、いまは新しい気持ちで試合に臨めると考えています。やっていることも気持ちも違うので、あまりいろいろなことは考えずに滑りたい。ショート、フリーでパーフェクトな演技をすることが一番の目標で、あとはショート70点以上、フリー140点出せるようにしたい」と意気込んだ。
久しぶりに帰ってきた大舞台で樋口の目標が達成できるか、見守りたい。
26日から行われる世界選手権では、男子は鍵山優真、佐藤駿、壷井達也、女子は坂本花織、千葉百音、樋口新葉。ペアは三浦璃来・木原龍一組、長岡柚奈・森口澄士組、アイスダンスは吉田唄菜・森田真沙也組が出場する。
世界フィギュアスケート選手権2025
【男女ショート】3月28日(金)午後7時00分~8時54分
【男女フリー】3月30日(日)午後7時00分~9時48分
【ペア・アイスダンス】4月4日(金)深夜2時15分~3時15分
【エキシビション】4月5日(土)深夜2時15分~3時15分
■FODプレミアム
3月27日(木)~31日(月)全競技LIVE配信