2025年の『箱根駅伝』で2年連続の総合優勝を果たした青山学院大学陸上競技部が合宿のため、3月18日に熊本・水上村に到着。歓迎セレモニーが開かれた。
青学・陸上競技部が水上村に合宿
2025年の『第101回箱根駅伝』で大会記録を更新、2年連続8度目の総合優勝に輝いた青山学院大学。3月18日午後1時に水上村役場へ到着した約60人の一行は職員から拍手で出迎えられた。

青山学院大学はこれまで村が主催する『奥球磨ロードレース』や『奥球磨駅伝』に出場。原晋監督が村の地方創生推進アドバイザーに就任し、『水上村』のロゴをユニフォームに掲出する契約を結ぶなど、関係が深まっている。

中嶽弘継村長は「箱根駅伝優勝、おめでとうございます。設備の整った水上村で鍛えぬいて、将来世界で戦うスピードを磨いてください」と歓迎した。
標高約1000メートルのトレーニング施設
新チームのキャプテンに就任し、2月の大阪マラソンで2時間6分5秒の学生新記録をマークした黒田朝日選手は「来年の箱根で勝てるチーム、その第一歩目としてこの合宿で全員で練習に取り組んでいきたい」と述べた。

水上村での合宿は3月26日までの予定。選手たちは、村が標高約1000メートルの場所に整備したトレーニング施設『スカイヴィレッジ』で、主にスピード面の強化に取り組むことにしている。

また3月18日は、地元の球磨酪農とホワイト酪農から牛乳やヨーグルトなどの乳製品が選手の宿舎に差し入れられた。
(テレビ熊本)